根が伸び過ぎる植物の防根対策は防草シートで抑える

庭づくり・DIY

樹木の場合は根張を考慮して土の量と範囲を予め決めておきますが、花や笹など伸びすぎる場合の対処方法としての方法をご紹介します。

対処方法をされた後は1年毎に確認し根を切ったりすると植物はずっと元気でいてくれます。

私はジンジャーリリーの花の香りが素敵で花もキレイだったので庭に植えたところ、凄い事になったので対処しました。

根張が良すぎて困るときの応用にされたらと思います。

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防草シートはザバーン

10年ほど前に購入し、庭に敷いていたザバーンの防草シートを防根シートとして使います。

この防草シートは、水も通し空気も通すので防根シートとしても使えるものです。メーカーがそう言ってる訳ではありませんが私が使ってみた結果、良かったので書いてます。

詳しい商品の事はザバーン施工例で検索してご覧になって下さい。施工例も載っていますが防根用としてではなく防草シートの施工例です。

10年前に購入した物なので品物はとてもよく、その後、楽天で買ったものが薄っぺらく使えませんでした。一応、書いておきます。

注:名前がザバーンでも同じザバーンとは限りません。

防草シートは縦に使うので植える庭の土を掘らなければなりません。

①掘る

ご自宅の庭によって深さは違いますので相応にお願いします。

②防草シートを深さより4.5cm程高めにしておくと上手くいきます。

ふにゃふにゃになってますが、土を入れるとしっかりしてくれるので大丈夫です。それに防草シートは形を丸だけでなく好きな形にもできますよ。

今回は丸くしてます。

③ジンジャーリリーの球根をプランターに置いていたのを入れて上から土を入れていきます。

土を入れ終わってからも丸い形は内側や外側に押したり引いたりすると形がまとまってきます。

④後になりましたが、長さが足りなくて繋ぐ場合はホッチキスで十分です。

土も掘った分量より少なめに入れてますが、徐々に雨風にさらされ少なくなるので周りの土を入れていったら良いです。

完成しました。

防根シートよりも使える防草シート

この防草シートは黒と茶色になっていて、どちらを使ってもいいです。

庭の土が茶色なので私は茶色の方を表に敷いてたので相当、汚れがついてます。ですが破れる事はないです。

ただ、庭箒で履くと毛羽立ちがしてきますので葉っぱなどは手で取ったほうがいいです。

防草シートは使えると書きましたが、ザバーンだけを使ってみただけなので薄いナイロン製の場合は破れる恐れがあります。

また水を通さない事も多々あると思いますので、そういう場合は植物に悪い影響を与えかねません。ご自身で確かめながら行うことをオススメします。

雑木の庭を作る.8

土いじりが好きなので今日の穴掘りは楽しかったです。思った以上に深さがなかったのが、ちょっと心配ですが、ジンジャーリリーは強い植物なので、もしかして防草シートを乗り越えて根を張るかもしれません。

冗談ではなく本気でそう思ってます。

庭に植えた際は花びらが枯れたら切ってあげると次々と花を咲かせてくれます。

キレイな花と香りで楽しませてくれますがジンジャーリリーはそのままにしておくと赤い実をつけるそうです。

その赤い実は鳥が大好きなので色々な場所に落とすので有害植物として指定されてます。ですから花後は花房から切るのがいいと思います。

背が高くなる花で庭で2mほどに育ちましたが、地下で根っ子を伸ばすため花よりも多量の球根があります。

冬越しも枯れるまでそのままにし、その後に地面近くで切ってその切った幹を被せておくと良いと聞きました。

興味のある方は育ててみて下さいね。