雑木の庭作りは水脈も考え樹木の根を張らせよう

庭を創る

私達が忘れてしまいがちな雨水の流れる先。

雨水は7割ほど土の表面を流れるそうです。残りの3割は土中へ染み込み溝に流れるようになっていると聞きます。

染み込まないなら、それはどこへ行くのだろう、と思ったことはありませんか?

我が家の例を出すと、普通の雨の場合はそれ程の心配はしなくて良いのですが、最近は雨が決まって土砂降りになります。

土に染み込む時間もないほどになって流される先は庭から玄関横の脇溝です。

多少の土と共に流れ出すので年に2度ほど、流れた土の掃除をしてます。

庭を知っている自分だからこそ、植樹をしながら雑木の庭へと改善してます。

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庭作りは気候の変化に合わせていく

シダの画像

ただ単に庭を作るのではなく、土の中の環境から変えながら雑木の庭を作ってます。

雑草があれば緑だからいいじゃないか、ではないのです。

空気がキレイになる木を植え水はけが良くなる根張を考え、ついでに見た目も良いと、尚更いいですが先ずは土の中の環境を良くしたい庭作りです。

簡単に書くとそういう感じ。

庭の土の中から環境を整えるのが大事だということです。見栄えがいい木を植えるとしてもまずは土の中を健康にしないと、いずれ枯れてきます。

たかが20坪の庭でも大雨による被害が出ます。雨水が溜まる場所に山椒の木があるのですが枯れてきました。

幹の皮が剥がれてきて土の中を見ると根っこは腐れ始めてます。

これは一体、どういう事なのだろうと考えたのですが、長年の間の被害しか考えられません。

ちょうど、水が流れる我が家の庭の一番下の溝の辺りにある木なのです。

急いで復活させようと試みてますが元気になる事を望むばかりです。

庭作りでやってはいけない事

一面のたんぽぽの画像

無駄だと思う雑草も抜けばキレイに見えますが、やがては枯れるので肥料として取り置きしょうようと思ってます。

最近、あちこちで見られないたんぽぽの花も咲きますが調べてみたら、西洋たんぽぽのようで子供の頃に見た日本たんぽぽを見かけなくなりました。

西洋たんぽぽが日本たんぽぽよりも強いようで数年間の間に一気に様変わりした気がします。それもその筈、絶滅危惧種に指定されてました。

西洋タンポポに比べ背が低い日本たんぽぽの復活を見たいです。

植物でもで絶滅危惧種が増えてきてます。

雑木の庭を作る.18

山椒の実の画像

私の庭作りで大きな失敗は、山椒の木を枯らした事です。

4年ほど前にアゲハチョウが来てましたが、思い出してみると、それ以降は見てません。

枯れてきたのをチョウチョは解っていたのでしょう。

私は気が付かず昨年の暮れにやっと気がつき慌てました。

山椒の木はなかなか育たないと聞きますのでガッカリしてますが2年前に庭に種が飛んだのか子孫を残してくれたようで新たな芽を出してくれました。

今は30cmほどに成長してくれてるので大事に育てたいです。

木は水流も大事だけれど土の中の環境が最も大事だと言われます。普通に考えると理解できますが、詳細までは解らないです。

身をもって痛感した山椒の木の枯れ具合を見ていると心が傷みます。