雑木の庭の土中環境を守りたい時の殺虫剤づくり

ポピーのアイキャッチ画像 庭を創る

「土中環境」という本をご存知でしょうか。

土の中の環境が如何に大事かということが書かれてある内容の本になります。

普段、考えもしない土の中の事。

花を植えたり木を植えたりする時だけ、なるべく良い土を使って育つようにしたいのは誰しも同じです。

それに私はなるべく庭には植えないようにしてました。根と根の事を考えると種類を多く植えないほうが良いと思ったからです。

色々、勉強する内に、それはちょっと違いました。今回は土中環境を改善する方法を書いてます。

こういう環境に対しては誰かがやるだろうと思い自分はやらない。過去の自分もそうでした。

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ほんの少しの工夫で土中環境を変える

一面緑葉の画像

身近で言うと、まず気を付ける事は、雑草がいっぱいで大変だからと除草剤をかけて雑草の始末をしないことです。

酷いと石崖の隙間の雑草にも除草剤をかけている家も見かけます。

雑草の枯れ具合を見ると一目瞭然です。

広い庭なら雑草取りをお金を払って頼む事もできますので、除草剤を使わないで済みます。

除草剤というのは、業者に頼んで庭に撒く場合、植物は3年ほど影響があると言われます。

それだけ強い影響があるから雑草も生えなくなるわけですが、除草剤は雑草を枯らすだけでなく、土の中まで染み込みます。

市販品なら、そこまで影響はないだろうと試して見る方も多いです。

雑草は強いので始末したいのはわかりますが、庭への影響を、じっくり考えてからのご使用をおすすめします。

春に身近にある植物で殺虫剤を作ろう

材料は身近にあるような以下の植物から作られます。

・殺虫剤(害虫)
ボケ・アセビ・ホトケノザ・アセビ・チューリップ・ツバキ・

・殺菌剤(病気)
ヒナゲシ・ボケ・アセビ・チューリップ・ハナショウブ・ヒナゲシ

手に入る植物を一掴み程の量で数種類を混ぜて使うほうがいいそうです。

手に入ったら、2日間程、陰干しして1Lの水で煎じます。この時に匂いがしてくるので、ヤカン及び鍋を使う場合は、アクで汚れてきます。

捨てようかと思う鍋などがあれば殺虫剤を作る専用にしたらいいですね。

展着剤も入れるのですが、粉石鹸を殺虫剤の場合は10g

殺菌剤の時は5g入れるともちがよく効き目に良いです。

一週間を目安に使ってしまわないと効果も半減するので仲間同士で分け合うのもいいかもしれません。

煎じ薬などを煎じた方は分かると思いますが、煎じ過ぎたら苦いですよね。それと同じで殺虫剤も濃くし過ぎなようにしましょう。

濃いと効き目がありそうに思えますが、そうではありません。反対に薬害が出やすくなると言われてます。

煎じ薬は沸いてきたらコトコト3分ほどで完成しますから、殺虫剤もそれを目安にしてみて下さい。

人が飲むものではありませんので、出来上がったら冷まして使います。

雑木の庭を作る.22

セイタカアワダチソウの花の画像

ネットで色々なものを見ていると、セイタカアワダチソウの乾燥した物が販売されてました。

思った以上の効能があって、花粉の季節になるとやっかいだな~と思ってましたが、販売されていると知り、何かの効能があるのだと解りました。

葉っぱにはフラボノイドが含まれるので止血や虫刺れに効くのだそう。

また風邪や整腸剤、怪我などにネイティブアメリカンのお薬だそうです。

セイタカアワダチソウを見ると、顔が痒くなってくる私には到底、素晴らしい効能があるとは知なかったです。

効能があると解ると見る目も違ってきて、いつの間にか庭に植えてたり・・はないですが、昔からの漢方的なお薬は偉いですね。

つくづくそう思います。

今日の雑木の庭は穴を2つほど掘って、苗木を植えます。最近、木ばかり植えているのですが、土と苗が一体化してしまい芽だけが赤くなっているイロハモミジが、とても可愛いです。

芽が1mmほど、成長しました。嬉しくて笑ってます♪