庭の雨水の流れが改善されないか、植えた花が毎年、同じ様に花をつけてくれて当たり前だと勘違いしてました。
可愛い、キレイ、素敵な緑の葉。最初は感動してもなかなか長く維持できるとは限りません。植物も生き物ですから環境の変化が激しいとついていけないようです。
そういう時の為に必要なのは、土の状態を把握し植物を植える時にはその植物の根の張り方もちゃんと知っていないと育たなくなるという事です。
植栽は寄植えして混植すると根の張りが違う
私の場合ですがこれまで土の改良だけに気を取られ混植はしていませんでした。
植えるのは花木くらいでしたが、それもなるべく栄養が一つの花木に行くように場所を離してた程です。
それに庭の土を毎年、毎年、堀り返し栄養を与え、更に花も庭の中で大きくなってきたら、なるべく他の花と離れるように場所の移動もしてました。
そういう事が全て間違いだったとは。目から鱗とはこの事です。
勘違い、間違いだらけで庭の管理をしていて、その季節の花が咲くと喜びますが、土の上が硬いので雨水が庭の表面を流れ出す庭なのですね。
その原因が根の張りという事が解り納得しました。
根の張りの違う樹種を寄せ植えするとどうして良いのか。それは、土の中深く根を張る植物と表面近くに根を張るものを混植することで土の中に空気が流れ通気浸透がよくなるのだそうです。
どんな植物も混植して良いのかは後日、改めて書きたいと思います。
公園の樹木が元気なのは管理だけじゃない
公園などで樹木が大きくて実がいっぱい付いているのを見たことがあると思いますが、これは単なる管理が行き届いているだけではなかったのだと気がつきました。
先程も書きましたが、色々な樹木を混植する事で根の張りがよくなり樹木同士が育つ環境を作ってるという事ですね。
樹木の代表的なものは、イチョウ、赤松、ひのき、杉、カラマツ、カエデ等。
庭に植えるのであれば、どんぐりのコナラとイロハモミジが良いみたいです。
混植するとイロハモミジの日照りによって葉が縮む事もなくコナラの根の張りが土深く張り、イロハモミジは土の表面近くに根を張りので互いにいい関係を作れるみたいです。
こういう所は人と同じで共存しながら育っているのですね。改めて植物の凄さを感じた根の張りでした。
雑木の庭を作る.6
混植すると良いという事を知らず今日は昨日採ってきたどんぐりの苗を庭の4箇所に植えてしまいました。
これを明日は他の何かと一緒に植えなおそうと思ってます。
雑木の庭作りも後手後手になってしまい私の性格が出たという感じです。そう言えば先日、樹木の伐採の本の紹介を見ながら欲しいと思ったのですが、それよりも樹木の根っ子を知るほうが先です。
ということで今日も何やってんだかーやり直しが多過ぎますがこれでも楽しんでやってます。