花を選ぶより庭に合う花を育てる環境に適した工夫

ツルドグダミの花のアイキャッチ画像 庭を創る

キレイな色の花が庭にあったらステキです。

ピンクや赤、黄色、ブルーや白い花。

時期が来たら必ず咲いてくれる花は誰でも好み、人気です。

梅雨の時期から咲く花として知られているキクイモの花。

最初は何の花なのか知らず植えてましたが、花が終わり幹が枯れ始めたら根元から切ってそのまま。

気温が上がってくると一気に幹を伸ばし今では1m以上の丈になってます。

我が家の庭に合う植物は徐々に根を広げ花を咲かせてくれますが、合わない植物は、消えてしまったようで幹も伸びてきません。

増える、簡単、花が必ず咲く、この3つを条件として見るならば、それぞれの庭に合う植物だけが生き残ります。

価格の高い花の鉢を買って育つとは言えない環境なので庭で育った花の種を蒔く事にしています。我が家の花を育てる工夫はこれだけです。

種がこぼれて咲いてくれたホワイトレース、オルレアは、庭中に咲いてくれました。まだ日の当たらない場所では蕾もあります。

この花を見て、花を選ぶのではなく庭に合う花を育てるのが良いのだと知りました。

何の花を育てていいのか分からない方もおられると思うので下手な私でも育てている工夫をご紹介します。

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どの庭でも育てられる花は植える最初の土が大事

花一輪黄色の花の画像

よく考えてみると私がオルレアやベルガモットを植えた時はサカタのタネのスーパーミックスAを株元に入れて植えてました。

サカタのタネのスーパーミックスAはこちらで詳細にご紹介しています。

スーパーミックスAとはどんな土?土壌改良の効果と使い方を解説

ベルガモットの場合は庭の中で移植したのですが、この苗がナヨナヨしていて、枯れるのか育つのか分からない状態だった為、場所を移動させた時にスーパーミックスAを使いました。

その後スクスクと育ち、日を追う毎に大きくなって今に至ります。

スーパーミックスが良い所は後は苗と庭の任せられるということだと思います。

水やりは時々しましたが、ナヨナヨ時には水をやってもやらなくても同じ状態で悩んでいる感じでした。

枯れようか育とうか・・みたいに見えました。

最初の土は良いものを使い、後は特に何もしなくても庭に沿うよう育ってくれると思います。

格別の事などしなくても花が咲いたら可愛いと思います。そういう時は可愛いね♬と声をかけるくらいです。

待っている花が咲くと可愛くて仕方ありませんね。

根が丈夫に育つと後は本当に何もしなくても良いのです。

・・という事を庭を見ていて思います。

下手に手をかけない方が力強く成長するのだと思いますし、蒸れ防止に何とか、かんとか言いますが、育ってくると、そういう事も関係ないと思います。

庭に合った状態で成長して行くのが本来の植物の姿なのでそういう風に育てていきたいですね。

庭にいると何を植えても枯れるのですとおっしゃる方がおられます。

私に言われてもなぁ・・私は人の何倍も手をかけてやっと育てられる性質なので困りました。

庭をキレイにしているから何でも知っていると思われるそうです。

右往左往しながら庭いじりを行っていると伝えると皆さん、一気に帰られます。

簡単に解決できる方法を探しているのですね。

苗を買うことをしなくなった私ですが、種から育てたものもスーパーミックスAで種を育て、しっかり育ったら自然のままで育てる、これを実行していくと丈夫な花の幹になるという事です。

鉢植えも同じです。

頑張るのは最初だけで後は成長に期待しながら待つことも大事だと思います。

庭を花と木でいっぱいにしたい 6月16日

ドクダミ草の画像

梅雨に入り、植物が育たなくなった時の対処方法などありますが、全てを鵜呑みをしない事が大事です。

良いとこ取りだけして、ご自分の庭や鉢植えに合うのかどうかを判断したら良いのではないでしょうか。

私の記事も同じで我が家の庭での工夫であり、どこの庭にも言える事ではないです。

これなら出来るという事だけを真似したらいいと思います。

庭では風の流れや雨の降り方、雨量、気温、最も大事な土の状態などが全て同じ場所はありません。

庭と向き合っていく内に庭が教えてくれると私は思っています。

素晴らしい庭でなくても良いのです。

手をかけている庭や鉢植えは不思議と見る人に伝わります。

愛情を込めていると花は咲き、いずれは思った通りの庭になると思いながら日々向き合ってますが、心の中では早く秋になって欲しいです。

そんな中で久しぶりにイロハモミジを見てみると、葉っぱが大きくなってました。

幹は伸びてないのに葉っぱだけが成長し笑ってしまいましたが、これもこれで可愛いものです。

梅雨の晴れ間が見えましたが湿度が半端なく高い今日でした。