雨が降った後に気が付く水はけの良い土と悪い土。
我が家の場合、ところどころ支柱を刺した時にスッと入り、そこに水を流すと溢れないで浸み込む様子が見られる土。
水はけが悪い場合は、歩くだけで土の硬さが伝わってきてゴツゴツ。また支柱なども入らず固く水はけが悪いと分かる土。
雨が降った後、庭を歩く事でも水はけが良い土かどうかの判断もできます。
歩く時に軽くふわっとしている、歩いた後の足跡がクッキリ残っている。そんな場所の土を指で刺してみるとすっぽり入ります。
足跡でさえ付かない、歩いていても硬さが伝わる土は水はけが悪いです。
良い土にするには水はけが一番の基本で底に竹炭を敷くと効果が早く水はけの良い庭になります。
表面の土には植物に合う堆肥などを土に混ぜて行きます。
手間がかかり時間も労力もかかるけれど、結局は手をかけるのが一番の早道です。
水はけの良い土にしたい時に行う方法
これは先に書いたように庭の土の底一面に竹炭を敷く事です。
我が家の庭を参考にすると18から20坪の庭の場合、一気に水はけの良い土にはできません。
何も植えてなければ可能かもしれませんが、樹木や花木を植えているので、水はけの最悪の箇所から竹炭を入れ始めました。
水はけが良い土とは、そこだけの問題ではなく庭全体の問題として捉えるほうが間違いありません。
庭全体が潤っていて空気がいいという感じです。
底に竹炭を敷いたら、後は植えるものによって土に苦土石灰や牛糞堆肥、籾殻燻炭、パーク堆肥などを使ってますが、全てを同時に混ぜるのではなく、何かを植えたい時に2週間前から土を作ります。
苦土石灰などは水に流れてしまいやすいようですが、一番の方法は、籾殻燻炭と植物堆肥=パーク堆肥。もしくは動物堆肥だと牛糞堆肥を混ぜ込み数か月置くと、とても水はけの良い土が出来上がります。
この時に庭の土に直接混ぜて行うのも良いですし、ブルーシート状に庭の土と堆肥などを混ぜても良いです。
水はけの良い土を作るのは冬季が良いです。
昨年から大き目のプランターに作った土は庭の土に籾殻燻炭、牛糞堆肥、苦土石灰を一気に入れて混ぜてます。
プランターだと混ぜにくいですが、そこは気合を入れて混ぜるしかありません。
庭の土は、重い濡れた土だったので作っている間は何度も土の状態を確認し、サラサラになってなければ籾殻燻炭を更に足しながら仕上げました。
プランターは特に水はけが大事なので冬の間中、2週間に一度は土を混ぜながら完成させます。
それを庭の土に生かせば間違いなく水はけの良い土になる筈です。
今、そのプランターではミニトマトを育ててますが、水はけの良さと肥料も入れているので元気に大きく育ってます。
もう一度、水はけの良い土にする為の材料を書いておきます。
・庭の土
・苦土石灰
・籾殻燻炭
・パーク堆肥or完熟牛糞堆肥
雑木の庭にしたい時も同じ方法でできます。人気の樹木の種類を書いてます。
庭に植えたい人気の樹木とその種類
これら全て一緒に入れて混ぜても大丈夫です。よく聞く話で苦土石灰を入れて2週間後に堆肥を入れるとありますが、一緒に入れても大丈夫、何ら変わりはありません。
苦土石灰の使い方は特に考慮する事はないです。
追加で腐葉土などをプラスしたりしていますが、冬季に作った水はけの良い土は、庭の土+苦土石灰+籾殻燻炭+完熟牛糞堆肥です。
ミニトマト用に作ったのですが、プランターで応用できる水はけの良い土の作り方になります。
要はもみ殻燻炭です。
プランターの場合の適した量を言うと土を5とするならば、もみ殻燻炭の量は2.5ほど。
他は2.5を割った分の量を入れてます。
庭の土の場合のもみ殻燻炭はもっと少なくて良いです。土の1割ほど入れれば大丈夫です。
もみ殻燻炭の色が付いたかな?くらいで十分だと思います。
庭を花と木でいっぱいにしたい 5月31日
今日は梅の実を採つ予定でしたが。所々がまだ青く、できれば香りが立つ方が好きなので様子を見て決めようと思ってます。
庭の水たまりができただろう場所の横に溝を掘り、竹炭を入れ竹を入れ石を入れ土で蓋をしました。
これだけは第一にやらないといけない事なので梅の実は後になってしまいました。
午後から実が1個落ちてました。
こうやって全ての実が落ちてくれると助かりますが、そうはいかないので暑い中、首に氷を巻いて採りたいと思います。
水はけの良い土とは書いたように、騙されたと思ってやってみて下さい。
完熟牛糞堆肥は「アイリスオーヤマ 肥料 牛ふん堆肥 ペレット」です。
苦土石灰は家にあったの物で岩崎工業の苦土石灰です。
籾殻燻炭はサカタのタネの物になります。
パーク堆肥は「バーク堆肥(樹皮堆肥みどり)約40L」 紀南木材副製品株式会社の物を使いました。みどりい以外は使った事がありません。
腐葉土はお好きな物を使われたら良いと思います。
これまで色んな材料を使ってきましたが、ご紹介した物が特に良いとおすすめしている訳ではなく、庭には合ったという感じに思って下さる方が良いです。