庭で育てたい花木・ピラミッドアジサイの挿し木の方法

庭を創る

偶然、通りがかった庭を見て素敵な花木が植えてあり名前を知りたくなりました。

調べてみると、見事な白い花を咲かせている柏葉アジサイ。尖った先まで花で覆われた姿は素晴らしいものです。

同じ花を育てたいと思いましたが、この場所で見る花木はここだから立派に育っていると思うので、似ていて違うものを育てたいと思い、探しました。

ピラミッド紫陽花、ピンク色のノリウツギという名前です。

アジサイはこれからの時期、挿し木で行えるようなので育ててみようと思い、購入しました。

手元にはまだありませんが、育てる際の注意事項などを知りたいので記しておきます。

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ピラミッドアジサイの挿し木の土と方法

ピンク色のノリウツギの花の画像

好きな花を植えたい、そう思った時は検索して名前を知りたくなります。

今回も同じで探してみたところ、似たような花がありました。

価格も安い挿し木での購入です。暫く悩みましたが、頑張って育ててみようと思ったのです。

3本で999円。鉢に入った物を買うと数千円するので挿し木にしました。

育てられるのか、我が家の庭に合うのかも分からないため、初めての花は挿し木で育てます。

花が咲いたら、更に枝を切り取って挿し木用に土の中に保管できるところが良いですね。

今年は花を見るのは無理ですが来年から咲いてくれるのを期待します。

・挿し木での育て方

挿し木とは切り取った枝を土に挿して増やす方法です。

今回の花は、梅雨の間に挿し木する方法となります。

春の挿し木は前の年に伸びた枝を挿し木にしますが、梅雨に行う時はその年に伸びた新しい枝が良いと書いてあります。

今回は購入したものなので多分、今年伸びた枝だと思います。

1.斜めにカット(水分がよく通るように斜めに切る)・・ここは今回は買ったのでナシです。

2.枝の切り口を2時間ほど水に浸し吸水させる。
3.水はけの良い土に棒で穴を開けてから枝を挿す。
4.水やりを行い手で土の表面を軽く押し固めて倒れないようにする。
5.挿し木した鉢は、直射日光が当たらない明るく風通しのよい場所に置き、根が張    るまで待つ。
6.発根剤を下の切り口につけて、発根を促す。

7.パーライトとバーミキュライトを混ぜた水はけのよい用土を用意し、水で湿らせ  たものに植え付ける。

8.毎日霧吹きをして全体を湿らせる。

★ポイント★
挿し木には節(葉っぱの根元の部分)があることが重要で節だけからしか芽が出ないのだそうです。

使ってはいけない節があり、花芽のすぐ下の節は小さな芽があるのに対し、花のすぐ下の節には芽がありません。この場合、根は張っても成長せず花も見られないそうです。

霧吹きは毎日、行いますが、水やりは下から吸わせるようにするそうなのでザルを使って挿し木したいと思います。

一ヶ月後くらいになったら根がびっしり張ってくるそうなので、それから庭に植え替えるといいようです。

ピラミッドアジサイはアジサイ属のノリウツギを園芸用に改良した品種で、今までアジサイを見て、育てたいとは思った事がなく、初めての挑戦になります。

調べてみる前は挿し木をそのまま庭に植えようと思ってました。

3本の挿し木なので、2本を書いた様に行い、1本をそのまま庭に植えてみようとも考えてます。

大体、いつも無茶な挿し木の方法を行ってて葉っぱが出るのか出ないのか分からない状態ながらも育ってきました。

挿し木とは、こういった手間暇がかかるのだと思いつつ、大事に育てる方はこういう方法で行われているのですね。

凄い!です。

また、パーライトには大きく2種類あるようです。

1つは黒曜石(こくようせき)パーライト。
もう1つは、真珠岩(しんじゅがん)パーライト。

黒曜石パーライトは排水性に優れているという事です。真珠岩パーライトは保水性に優れているそうです。

この2つの内、根の成長が促進されるのは黒曜石パーライトみたいです。

挿し木をする時に混ぜて使うならこちらが良さそうですね。

また、保水性が高いのは真珠岩パーライトの方になります。

こうやって見ていくと、どちらかを選ぶより、少量ずつ、どちらも入れるという方法もありでしょうか。

悩むところですが、調べてみると色々な挿し木のやり方がある事も知りました。

もうこれで、挿し木博士になった気分になってしまいました。

庭で育てているのは花だけではありません。コナラの小さい苗も育ててます。
コナラの苗が育つように今日も土壌改良

庭を花と木でいっぱいにしたい 5月26日

白い花木の画像

挿し木用の土を買いに行ってきたのですが、ダイソーにはパーライトがなくてバーミキュライトのみありました。おなじみの画像です。

ダイソーのバーミキュライトの画像

ワッツに行くと、さし芽用のがあり、それも買ってきましたが、キャンドウには、どちらもありませんでした。

ワッツさし芽用の土の表の画像

さし芽用だとパーライトも入れてあります。

ワッツのさし芽の土の画像

これで植えてみようかと思ってますが、検索して見た時の挿し木用の物と違いが大きいです。

プロのお店の画像だったので個人ならばこれでも発根するのかどうか心配ですがやってみようと思います。

発根するまでは日陰で育てるのが良いようなので、庭に植えようと思っている1本の挿し木も陰に置いて育ててみようと思います。

よく考えてみたら、昨年の酔芙蓉から切った挿し木を冬の間は土に埋め、春ころに庭の陰に挿し木してます。

10本ほど挿し木した中で6本は葉っぱが出て元気そうです。

同じ場所の横にも赤い実のなる挿し木をしていますが、これは葉っぱが出てきたと思ったら枯れ、また新しい葉っぱが出てきては枯れるを繰り返してます。

庭の土にただ挿しただけなのでダイナミック過ぎたのかもしれません。

こやって挿し木の事を知るとピラミッドアジサイを育てるのがとっても楽しみになってきます。