ブログを通して庭の土の様子を書いてきました。
大変な土壌改良、水脈改善を一人で行っているのは、それが私に課された事だと思うからです。
庭でただ花を育て楽しむ、それだけで終われば気も楽で体も楽でした。
ですが、ここ数年の庭の変化に伴い、雨水が表面を伝って流れ出す事が増え、それを簡単に改善しようと思い付いた事から始まります。
土壌改良剤をを使い、庭の土の表面から深さ20㎝程まで掘って混ぜれば良い、そういう考えでした。
そういう事を繰り返し行ってきたにも関わらず庭は元気のない様子。
どこがどうとは分かりませんが、大雨に日に庭を見て、庭の土が雨水を吸えないと分かり、今に至ります。
庭の土は呼吸ができなくなっていたのです。
そう考えると起こるべくして起こった庭の状態。
それを改善しようと日々、土を掘りつつ土壌改良しています。
自分自身と自然を別のものとして捉えてしまう
私自身もそうなのですが、自然はほったらかしでも大丈夫だと思った事があります。
庭の土の状態は人の体と同じでキレイな水が通らないと死んでしまいます。滞ると腐敗するそうです。
人に例えると分かりやすく、細胞は庭の樹木にもあり、ネットワークで繋いでいると聞きます。
私は目の前にある我が家の庭の状態を見ていて、どこか変だと感じてましたが、何もしませんでした。
周りの環境の影響も大きく関わる我が家の庭。
ただ単に庭の雨水が溜まる、これをどうにかしたい、自分一人でやろう。
そんな軽い気持ちで取り組んだのは数年前。
要所要所に籾殻燻炭や竹炭、枯れ葉を使い土壌改良し始めたのは今年です。
雨が降る度に同じ場所に雨水が溜まり、その場所の土を更に掘り下げたりしてきました。
底がコンクリートだと分かり、土の下が土の場所を探している最中と書きました。
雨水が流れやすい様に溝を素掘りで庭の中に作っていますが、今、庭にある木は元気なのにだからそのままでも良いのではないかと思ったりもしました。
ですが、今まで元気だった木も、このままの土の状態だと枯れるのは近いと感じます。
新たに植えたコナラの苗木やイロハモミジも成長を見られる事もなく枯れるかもしれません。
心配し過ぎと思われるかもしれませんが、そうではなく現実の問題と捉えてます。
それ程、自然環境は変化していると感じています。
少し気持ちを自然に添わせると感じると変化が感じられることがあります。
それはイキなり感じる時もあるし、庭の事を考えている時に分かってくる時もあるのではないでしょうか。
庭を花と木でいっぱいにしたい 4月30日
上のオレンジの画像を見て思い出したのですが、我が家の庭の枇杷は、今、オレンジ色の袋をかけてます。
それを見た通りがかりの方が大きな声で、うわ~大きな綺麗な花!と言ってて、片隅に居た私は、庭で何の花が咲いているのだったかな?と思ってました。
その後、娘さん風の声がして、花じゃなくて枇杷の袋掛け!と教えておられてました。笑ったひと時でした。
話は変わりますが、一昨日、素掘りの溝作りを始めた時、庭の中で一番、低い場所の土を掘ったのですが、竹炭や竹を入れたにも関わらず臭い匂いがまだ残ってました。
徐々にその匂いは解決して行くと思いますが、今後、雨水の流れ次第で酷くなる可能性もあると思います。
今回は、素掘りの底がコンクリートだったという部分より上辺辺りを更に掘ってみました。
石やガラスの破片、何かの瓶の口の欠片、また、日本髪に刺すような代物まで出てきて、どこを掘ってもこういう感じのゴミが出てくるので我が家の庭の土の下はゴミだらけかもしれないと思ったりしてます。
プラスティック製のゴミやガラス片は土に還りません。
そういう物を入れての庭づくり、何でもありの庭作りを私が綺麗にしたいと思います。