庭をおしゃれにしたい方にオススメする本は「土中環境」です。
ガーデニングの本を読む前に読むと、きっと考え方が良い方向に変わってきます。
如何に私達が環境を壊してきたのかが理解でき、人と自然が繋がる土の中の環境の大切さが身に沁みます。
胡散臭い本ではありません。宗教関連の本でもありません。
環境破壊を行っているのは「人」だという事実が書いてあります。
それを読むと自然に対する恩恵、感謝を感じずにいられません。
「雑木の庭を作る」では、おしゃれを目指すけれど、土の中の環境もしっかり考えながら作ってます。
その思いがあるから楽しいです。
当たり前にある庭の環境をもう一度、確認
10年ほど前に庭の囲いを一人で作りました。
猫の糞尿の被害がとても多くて草花は枯れ匂いが凄くて庭に出ることさえ嫌な日々でした。
そういう状況が続き、お金が掛らなくて、「一人で作れる柵のようなモノ」で庭を囲いたいという思いが出てきました。
そこで軽くて後々でも使えるネットを使うことにしたのです。
三方向から猫が来るので、そこに囲いをするとなると25m-30mほどになります。
ネットは支柱を柱にして土に埋めてます。
モノタロウで購入したネットの色はブラウンです。支柱は緑。
後日、画像にて詳細にご紹介したいのですが、ご紹介すると私の家だと直ぐに分かるところがイマイチで決断に至っていません。
どこを見ても、そういう庭はないからです。
ネットと支柱の柵、またはフェンスでしょうか。
私はネットとそのまま言ってますが、このお陰で庭で寛ぐことができるようになったのです。
寛げる、これって自宅の庭だったら当たり前の事ですね。ですが私の場合は当たり前ではありませんでした。
その後、雑草を取りまくり、防草シートを敷きました。手を掛けられない時期だったので思いつくのがシートでした。
5年後にシートを外すとセミさんが野垂れ死にしてて申し訳ないという事もありました。
セミの穴は数十個ありどこから出たのか抜け殻が庭に大量にあったのを思い出します。
環境に対して自分都合で防草シートを敷き土は固くなってしまい水はけが悪い庭にしてしまいました。
これではいけない、そう思うようになってから自然に向き合うようになってきました。
庭がご自宅にある方は、ない方にとって、とても羨ましい事のようです。
何もわからない時は無茶をしてしまいますが、後で気が付いた時に早めに対処すると自然は時間をかけて戻ってくれます。
今の豊かな庭の自然を確認しながら大事にして行きたいですね。
雑木の庭を作る.33
環境破壊は一体誰がやってるんだ?と思ってましたが、私も同じく破壊者の一人だと気が付いた時は思いもよらない事でした。
オススメの本「土中環境」を読み、猛烈に反省するべきは私達です。
何の為の庭造りなのか?今一度、初心に帰って考えるべきなのだと教えてくれた本になります。
日本人、皆がそれに気がつき、何人の方が実行に移すでしょうか。土中環境はポイ捨ても関係があります。
私の住む環境は観光地ですが、下を向いて歩かないと猫の糞、イヌの糞が普通にある道路なのです。
飲んだ缶やペットボトルもあって当たり前と思えるくらい、捨ててあります。
捨てるのはオジサンやオバサン達であり、今の大人のモラルはなくなってます。
庭にいると、普通にゴミをポイ捨て。タバコもポイ捨て。缶も捨ててカランコロンと坂道を下ってます。
今は大人が大人げない気がしてる日々。気をつけたいです。
昨日の続きで腐食部分が多い柵を完成しました。まだ腐食部分は残ってますが、何とか使える間は使ってみようと庭に置きました。
なかなか年季が入ってます。一応、ペンキも塗ってあったのですが今回は塗ってません。活躍してくれますように♫