これまで庭の中に溝を素掘りで掘って水たまりの改善を行ってきました。
その後の庭の様子は良い感じで樹木は育ってますが、地球温暖化による大雨が降った場合と暴風時の対処として、秋から冬にかけて更に溝堀しています。
今回は途中経過として記しておきますが、我が家の庭は庭の中に幅10㎝ほどの溝がありますが、これが機能していません。
その為に、今期はこの溝の改善を行い、その後の経過状況を見ながら素掘りを行う予定です。
溝を改善したり作るのは水たまり改善だけではなく、植物の根を張らせ元気に大きくなってもらう為です。
その方法として個人ができる範囲で、よくわかる土中環境を読み、もみ殻燻炭と竹炭と落ち葉を使って行う方法です。
庭に溝を掘る方法
よくわかる土中環境の本はこちらで紹介されてます。
庭の中に小さな溝がありますが、何の為にもならない位、可愛すぎる溝です。その幅15㎝で深さ10㎝ほど。
この溝がしっかり流れると新たな必要な溝を作る事もないのですが、このちび溝が土を取っても石だらけで、その石は敷石の支えになっている為、全てを取ることができません。
それでもやれるだけやってみる事にしました。
場所で言うと、水が流れてくる最終的な場所であり水が浸み込まない溜まり場でした。
この場所に集まった水が土と共に流れ出し、他の場所に作った素掘りの溝のお陰で今年は良い状態に保ってます。
今までは暴風雨の時に、この場所に水が溜まり、仕舞いには玄関先へと流れてました。
もし、この場所で大雨でも浸み込むことができたらとの思いがありダメ元で掘ってみました。
やはり底には石がコツンと当たりますが、何とか深さ40㎝ほど掘れました。
ぐり石だけではなく、瓦の割れたもの、その他の石がゴツゴツと埋められてます。
こういう状態の時にも掘れそうな横面も掘ってみますが、なかなか巧く行きません。
今回は深さ40㎝で様子を見ることにしました。とても黴臭いです。
もみ殻燻炭と竹炭を入れます。
その後、落ち葉を入れたら、枝を土に刺すように入れます。枝が倒れたように見えますが、枝自体が曲がっているのでそう見えてます。
その上から更にもみ殻燻炭と竹炭、落ち葉を入れ、足でトントンと押さえます。
この状態で数日間待ちます。
枝や落ち葉のカサが馴染むからです。
翌日にはまた足でトントンと押さえてみます。
こういう風に圧を少々かけると収まりがよく、後から凹むこともありません。
今回はここまで行いました。
一番、大事なのは掘る事ですが、手作業なので非常に疲れ、汚れます。
ですが、結果がとても良い状態になる事を知っているので止められません。
出た土の量です。
これは柔らかくなったぐり石も入っているので他の土と一緒にしません。
捨てる事もせず、何かの時の土の壁に利用できるので、それまで庭の隅にでも置いておきます。
たかが土堀りですが体全体を使うので掘れても一ヵ所だけになりましたが、日々行っていくと上等な溝の完成になります。
誰にでもできる事なので、興味がある方はやってみて下さいね。
材料はもみ殻燻炭と竹炭
竹炭はこちらが質が良くて安いです
落ち葉はこれからが旬なので拾って沢山集めて置くと欲しい時に直ぐに使えます。土壌改良にも必要ですし溝作りにも不可欠です。
次の段階になったらまた記したいと思います。
庭を花と木でいっぱいにしたい 10月27日
すっかり秋の気温になったと思っても日中の日差しの中を歩くと汗をかきます。
道行く方々を見ていると着用している物の違いが大きい季節ですね。
私はどちらかと言うと薄着派なのでダウンを羽織っている方を見ると驚きます。
今の時期が一番、室内の気温と外気温の違いを感じます。
先日、公園に行って枝や枯れ木をいただいてきました。
これらの枝は無患子や桜、梅のようでですが、桜の枝は良い香りを放ってます。
落ち葉のいい香りも桜の葉っぱが関係しているようです。
あまりに良い香りで幹は生きてるように真っ新でして、庭の枝にするのにもったないなくて、1本だけですが水に浸けてます。
浸けたからといって成長しないでしょうが、何となく耐え難くそうなりました。
枯れた枝は古いものは手でポキッと折れます。
元気な枝はしなりもせず折れないので切るのができませんでした。
庭で育っている樹木も切られた樹木も同じ大切にされなければならない物だと思います。
大きく育って人が歩くのに邪魔になった木は切れられる世の中です。
その切られた枝を貰うのが私なのですが、最近は本当に簡単に切られていると感じます。
夏には日差しになっただろう枝、冬には花を咲かせ実を付けたであろう木が枯れ枝になっている現状です。
だからと言って何もできませんがせめて我が家の庭で活躍していただきたいと思ってます。
自分都合のようになってしまいますが、土の中に戻してあげたい気持ちもあります。
我が家の庭ではジンジャーリリーの花と酔芙蓉の花がポツンと咲いてます。