竹炭の変化がよくわかる夏の庭

庭づくり・DIY

今年に入ってから竹炭を使い土壌改良と水たまりの改善をしてきました。

庭の中に溝を作り今に至ります。

その後、溢れ出ていた土と雨水が流れなくなり100mmを超す雨の後には多少の水たまりとぬかるみが見られます。

その変化に伴い、この夏は緑が多い庭となってます。

思った以上に樹木が育ち土の状態も良いです。

水たまりを見て泣きたい気持ちになりましたが今はそのお陰で今があるという事が分かります。

改善できるのは私だけではないです。どなたにもできる事、それをお伝えしたいです。

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庭を諦めるか向き合うか

ひまわりの蕾と花の画像

庭に対して水たまりはできるけれど対処方法が分からず一言でいうと、簡単な方法でやりたかったこれまでの私。

簡単、便利という所が大好きです。

そういう私は色々な簡単材料を使い、土に混ぜて後は回復を待つばかり、水たまりは改善するに違いない、そう思ってました。

・・が、水たまりは酷くなるばかりで、それを見ては見ぬ振りしてました。

未だ効き目がないから水たまりができるのだと言い聞かせる日々。

ひどい考えの私でした。

その後、山椒の木が枯れてしまい、やっと大変な事だと気が付いたのです。

ここで諦めてたら今の庭はないと思います。

山椒の木が枯れた、この事が本気で向き合おうと思ったきっかけです。

たかが木の一本。

ですが、この一本の木を守れなくて他の木を守れるとは思えなかったのです。

時間の許す限り庭で作業を行い、どうすれば良いのか模索してました。

その時に出会ったのが高田広臣さんの「土中環境」です。

土中環境の本の画像

ついでにお伝えすると新刊が出ましたね。「イラスト&写真でやさしく解説よくわかる土中環境」私は注文してますがまだ手にとってはいません。
イラスト&写真でやさしく解説よくわかる土中環境

この「土中環境」の本を読み、私に足らない物が見えてきました。

人と植物は繋がっている、お互いに助け合いながら生きている、人も植物も呼吸している、等です。

文字にすれば当然でしょ、分かっているわよ、みたいな感じでしょうか。

頭で分かっているつもりだったのに何も分かってない自分がそこに居たのです。

物として見ている庭の風景。

物として見るから植物の息苦しさが分からなかったのです。

これは当然の事ですよね、見ないようにしているから見えない、逃げているから向き合えない。

人として最低な礼儀知らずだと思いました。

山椒の木のように腐らせてはいけない、もっと大事にしなければいけない。

こういう思いで今は庭を見ています。

慣れない気持ちで向き合っていると疲れてきますが、新緑の眩しさや花が咲いてくれる花木を見られる事の幸せを感じられます。

春に蒔いたタンポポの綿毛も所々に咲いてきてます。

今はとてつもなく幸せに感じます。

きっと同じような方がおられると思うので大丈夫、きっと庭の改善ができる、そう思ってます。

庭に向き合うとは人に向き合う事と同じなんです。

庭を花と木でいっぱいにしたい 8月6日

花火の画像
今夜は今年2回目の花火を窓から見ました。

毎年の日課として音が聞こえたら窓に向かいますが、何気ない日常を幸せに感じます。

朝起きて、変化のない日々、それこそがどんなに幸せな事なのかと思いながら過ごしてます。

我が家の庭は早朝から雷と大雨の為、出ることをせず、ただ眺めただけで終わりました。

倉庫は黴臭いですが、庭の黴臭さがないので竹炭のお陰だと思ってます。

昨年までは庭さえも黴臭くて、匂いに敏感=匂いフェチなので目で見るよりも匂いで変化を先に感じます。

これも良いのか悪いのか、お隣さんの洗剤の匂いさえ何を使っているかが分かるのも善し悪しです。

夕飯は炊き込みご飯だわ、みたいな。

先日から庭に出ると糞尿臭く、まさかと思ってましたが、猫の糞尿でした。

翌日の早朝に猫と出会い、お互いに驚きましたが、梅の木を伝って逃げたのでその辺りに高くネット支柱を追加しました。

最近、コガネムシ対策よりも猫対策の方で忙しくて、なんやねん!てな感じの日々です。

風雨の強いときに酔芙蓉の木が倒れかかったと書きました。
またコガネムシも大量に発生しましたが、最近はさほど見なくなりホッとしてます。

庭の暖地桜桃の木にコガネムシが大量発生!何が効く?

酔芙蓉はその後から、とてつもなく成長しまして私の背丈を抜きました。

もう2mほどになっていると思います。

大きくなってくれたのは嬉しいですが、成長が著しいと変に心配になるのは人の勝手な部分でしょうか←私。