庭の水たまり対策は溝の中に溝を作って4つ目完成!

庭づくり・DIY

庭の中にたまる雨水の流れは傾斜をつけたものの、水たまりができるようになり、表面から20㎝ほどの浅い溝を作り、更にその中に4ヶ所の深い溝を作りました。

水たまり対策の溝の深さは表面から、ほぼ50㎝です。

素掘りでダイソースコップを使い、手が届かない場所は支柱などで底をぐりぐり。

掘っていくと、石がゴロゴロ出てきます。

それを一つ一つ取りながら土を外に出し、穴を掘り進めます。

更に掘った溝にハサミを使って穴を掘り、竹炭を入れてます。

底の水がたまってくる場所の土は、ねっとり状態で手袋にまとわりつきます。

庭の水たまりはどうしたら改善できる?そう思う方へ、一人でもできる方法をご紹介します。

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水たまり改善の材料は手に入るものを使う

白い花の画像

土壌改良となりますので、土の再生と水の流れの改善の為に自分の手で作った方法と材料をご紹介します。

①竹、これは歩いて10分ほどの場所に古い竹が横たわっていたのをいただきました。

運ぶ為に、鋸を持っていき半分に切って運びました。

②竹炭、これはいつもご紹介しているいすみの竹炭です。

いすみの竹炭研究所

私が知っている限り、値段が安く質も良いと思います。

何と言っても手で握ると砕ける所が良いです。たまに固い物もありますが、トンカチでトントンとするだけで砕けます。ほぼ力は必要ありません。

③枯れ葉、公園などでいただきます。

枯れ葉が欲しい方は、事前に公園などでお掃除されている時間帯を確認しておき、枯れ葉が欲しい事を伝えると良いと思います。

お掃除の方が集められた枯れ葉をいただくのも良いですが、ご自分で集める事をおすすめします。

努力していただいた枯れ葉は大事に使うようになります。

無料の物は誰しも大事にしない事が多いので敢えて書きました。

④籾殻燻炭、竹炭を混ぜて溝の底に入れたら良いと書いてますが、竹炭だけでも良いと思います。

家に籾殻燻炭があれば混ぜると良いですが、わざわざ買う事もないのではないでしょうか。

材料はこれだけです。

私の方法は、土中環境の高田広臣さんの本を読み、ブログを見て共感したので自然に沿った方法での土壌改良、水たまり改善方法です。

高田さんのブログなどでは、庭についての詳細は書かれてありませんが、庭にも当然、通じる事だろうと思って真似しました。

全て同じという訳ではなく、材料から違い、環境も違い、庭の風土も違うので、分からないなり工夫しました。

これで水たまりが改善されなかった場合、作り直すだけですが、多分、大丈夫だと思います。

多分と書いたのは、竹炭を使いだしてから、庭の木々が元気になったように感じるからです。

気のせいと言われたら返す言葉もありません。ですが、今までにない方法で今までにない変化を感じるのです。

4つ目の素掘りの溝が完成して、やった~!という感じです。毎日、コツコツと掘ると、いつかは完成するのですね。

始めたの日にこちらの記事に書いてます。

庭の溝の素掘り開始・一日目

庭を花と木でいっぱいにしたい 5月5日

4つ目の溝の完成画像を載せておきます。

①溝の中に小さな穴を作ります。私ははさみを入れてぐりぐりしてます。

溝の中に小さな穴を作る

②分かりにくいかもしれませんが、溝を上から撮ってみました。スコップの大きさで溝の大きさも分かると思います。

上から見た小粒の溝

③竹は残りの分を入れます。竹炭と竹を入れた画像

④上から枯れ葉を入れて一旦、終了にします。翌日に少しは落ち着いた頃に足で踏みます。

枯れ葉を入れた画像

できたら、落ち葉の上に竹炭を入れると良いです。

こういう溝堀を延々やっていると、集中してしまい時間を忘れます。

ふと昨夜、自分に問うてみました。

何故、こんなに溝に執着するのか。

雨水がたまる原因は何なのか知りたくて、土の改良を何度も重ねてきましたが、一向に解決しない庭。

家にある短いパイプを使い水の流れを誘う事もやってみましたが、大雨には対処できず、これは半年で取り去りました。

パイプみたいな物が足らなくて、ペットボトルを繋げて改良したのですが、結局は土の底に雨水が浸透しない事を知りました。

土壌改良とは庭の土の底まで掘る事が必要だと知ったのも最近になります。

私的な土壌改良材は、表面を混ぜれば雨水で底まで浸透し、効果がでるもの、という理解でした。

我が家の庭の全ての土を底まで掘る事直ぐには無理なので、庭の中に溝を掘る事にしたのです。

雨の量が多いから水たまりができる、だけではなく雨水が土に浸透できなくなっていると感じ、庭の様子の変化に伴い、どうにかしたい気持ちになったのです。

溝に執着しているのは、雨水の流れが上手くできれば、土の状態も良い変化へと変わるだろうと思うからです。

雨が降るたびに憂鬱になっていた数年間。

何もできなかったのは、知らなかったからです。

本当の意味での土壌改良を行うことで、庭に活気が蘇ります。竹炭を使い、庭の上部を土壌改良した後、直ぐに庭の空気の変化に気が付きました。

気持ちの良い庭になってきたと感じたのです。

自然に沿った竹炭を使っての庭づくりは、私だけの事ではなく、雨水が流れる先にある海に対しても関係があります。

今日は庭に対する私の気持ちは愛情なのだと思いました。

庭だけではなく、人と自然に対しての愛です。