当たり前に目の中に映る庭の風景は、土の状態を教えてくれる一つ。
自然を取り込みたいのに、落ち葉は邪魔で飛んでくる枯れ葉に苦慮し今まで当たり前に捨ててしまってました。
いつの日からか、もっと自然と共に生活したいと思うようになり雑木の庭作りに変えました。
庭に落ちてくる様々な落ち葉。
秋から冬にかけてイチョウや名前を知らない葉や枝。
それらの全ては肥料になり土に埋めていくと土の中を循環してくれるので、庭の植物も育ちが良くなるのです。
その自然の循環を知らず見た目だけを重視した庭だったと反省し、今に至ります。
勝手なもので落ち葉も自然の一部だと捉えると貴重なものとして扱えます。
自然の尊さに重きを置く
今まで自然の尊さに気が付かなかったのだろうか?と思います。
もっと早く気が付けば、落ち葉だって大事にできただろうにと後悔します。
気が付いた現在、自然を大事にしたいという思いが強くなったのは我ながら驚く事です。
気温の変化や災害が目の前にあり、普通の生活ができなくなる事を経験した事がない私自身は今の生活が普通であり、当たり前としか受け止められてません。
一体誰が自然を壊したのかと言うと人であり、私達なのですよね。
自然は当たり前に目の前にあると忘れがちになりますが、知らない間に変化しているのだと感じずにいられません。
我が家の庭を見て植物や土の変化を感じる事があり、どんな風に変だとは言えないですが、どこか変と思うようになりました。
単なる庭の変化は見るだけでは分かりにくいですが、雨水の滲み方や風の流れを見ていると変化してきていると感じずにはいられないのです。
こういう状況を感じると色々な事も変化してくるのではないかと危惧してます。
いつも通りに育てても咲かなくなった花や花木。新芽が出ても枯れてしまう木々。
こういった事が日本中の森や林などで起きているのではないでしょうか。
そう思うと、自然の尊さに感謝し大事にしていかねばと思います。
今まで蔑ろにしてきた自分への戒めです。
自然破壊は日々、至る所で大きくなり災害に発展しているような気がします。
雑木の庭を作る.46
今朝、近所の公園に行ってタンポポの綿毛を採って庭に撒きました。
タンポポの根は深いそうなので掘り起こすことが無理と思い綿毛を撒くことに。
タンポポも雑草の種類ですが、白いタンポポが多く生えていて、黄色いタンポポが見つけにくい程、少なかったです。
庭に通じる崖ではユキノシタやシダが元気に大きくなってきました。ムスカリと菜の花もいつの間にか花を見せてくれてます。
菜の花は見えにくいですが、ムスカリの左側にスッと立ってるのがそうです。同じ様に植えたのに前の方は小さいです。
庭の苗は背丈は小さいですが、ピコっと出ている芽が可愛いです。ここにいるよ、という感じがします。
今年の暖地桜桃の木はイマイチで花は1本の木で10個ほどしか咲きませんでした。
理由はきっと根詰まりしているのだろうと思います。
今は幹を触れないので休眠時に根を見るために掘ってみようと思ってます。
パッションフルーツは枯れてきたので、葉と幹を切って様子を見てます。切った幹を挿し木にしていたら新芽が出てた事にビックリしました。
枯れてスカスカ状態だったのに生きてたとは・・。それがわかって腐葉土のボックスに捨てた幹を更に植えました。
腐葉土ボックスは重宝してます。これホンマに良いです。
簡単に作れて便利なので作ってみて下さいね。