土中環境の本の中に書いてある森林の土の話は、我が家の庭の状況を考えた時、ピッタリ当てはまります。
雨水が浸透しないで表面を土と共に流れ出す現象。
ここ5年ほどの間で変化は雨の度に起こっている。
それをどうしたら良いのかさえも解らずこれまでは放置状態でした。
今回、土中環境を読んで土の中の変化を知りました。
最も早いやり方は、元気な庭にするために、地球環境に繋がってる土壌改良を始めてます。
その改良は書くと簡単。行うと、とても大変。
竹炭を使って庭の変化を期待しつつ、できる限りの時間を使って、知恵をお借りして自然に近い庭の実現を目指してます。
理解できない事は行えないと知る
素人の私は土が流れる理由を理解できなくて今まで対処法を知らず右往左往してました。
色々な土壌改良の材料を使い、これで上手くいくと勘違いしてたのです。
植物を育てるのは土が最も大事なのは前から知ってましたが、我が家の庭がこれほどまで悪循環を続けてるとは知らず、放置状態と言ってもいいほど。
土が固いだけでなく、低い場所に植樹されてた山椒が枯れ、他の樹木もいずれは枯れることになると思います。
何故、雨水が浸透せず土と一緒に流れるのかという理由がわからなないまま数年が経ち、流れてくる土を年に一度ほどコンクリート上の土を剥してました。
庭の土がどんな状態だから流れ出すのか、何故、庭の土に滲み込まないのか、土中環境の本を読み、これだ!と知ることができたました。
本を読んでる途中で余りに当てはまるため、本を閉じたくなる気持ちになります。
私に向けて書いたのか?と思うほど、ピッタリで、ちょっとショック状態です。
庭をお持ちの方で同じような現象だったら、嫌ですよね。
事実を教えてもらったのに、嫌なのです。今まで理解できなかった事が一気にわかる。これは有り難い事なのですが事実を突きつけれるのはしんどいです。
土中環境を読んだのは今年の最初ころですが読み始めたら、如何に自分が庭の事を本気で考えてなかったのかがわかります。
この本は本当に土中環境が大事だ、自分だけの庭だからと思うのは間違いで、土中で地球上が繋がっている事を教えてくれます。
庭を大事にされていらっしゃる方には教本となるはずです。
そういう事で、再度、図書館で借りてきました。
二回読んだらもっと何かが頭に入るかも?!と思ったからです。
それなら買えよって言われそうですが、いずれ買うかもしれませんが三度目を読みたいと思った時に購入予定です。
本は図書利用の期限があり、こちらでは2周間。
その期限内に読まないと返す日がくるので必死で読みますが、買ってしまうといつでも読めるので放ったらかし状態にもなりかねません。これこそもったいないですから。
期限を決めて読むほうが私的には合ってるので借りる形にしています。
土中環境を読むと植物に対する思いが変わります。
雑木の木は互いに助け合って成長している
雑木の庭をつくる.56
私にとっては庭の土の改良が今できる事だと感じてます。
梅雨前に終わらせる事で庭の植物にも水捌けが良くなり育ちやすい環境になればという思いです。
植物はこうして、ああして欲しい、とは言えませんから、管理している者が気がついて初めて対処してあげられるのです。
私達と同じ生き物ですから、もっと大事にしなければいけません。
大雨が降る度に心配になり、雨が上がって庭を見ると流れがくっきりしていてガッカリしてました。
竹炭や籾殻、枯れ葉などを使うことで直ぐに効果はないとしても、未来に効果が現われるなら行動に移すしかないと感じます。
近い未来、元気な土の状態になってスクスクと育つ庭の植物を見たいです。
簡単ではありませんが、未来を担う庭だと思いながらやると、夢があります。未来を創るのは私達しかいませんから。