前にも書きましたが、苦土石灰と発酵完熟牛糞を入れ混ぜて数カ月後、サラサラの土になったという話。
これは冬の間、寒風にさらし雨風にもさられる場所に置いてました。
結構な時間がかかりましたが、庭の中の溝のガチガチ土が見事に良い土に生まれ変わりました。
ですが、このままでは未だ未熟だと思ったので籾殻薫炭や新しい土と混ぜ、袋詰めしていつも使えるように置いてます。
栄養満点の土を作って置くと、とっても便利です。
水捌けの悪い庭なので、大雨が降ったら流れを見て土を足したりすることが直ぐに可能になると便利そのもの。
土は捨てられないので、改良して良い土にするなら籾殻薫炭と竹炭と枯れ葉をサンドイッチ状にして水が掛らないようにシートなどで被せて置くといいみたいです。
半年ほどで良い土ができるようですよ。
棒状の炭を割って土と混ぜたらどうなるか検証
竹炭がとても良いそうですが、我が家の倉庫に棒状の炭があり、それを砕いて使ってみようと思います。
タオルに包んで金槌で叩きます。固いのなんのって・・。
タオルなどに包まないと欠片が飛んできて危ないと思うので滑らない何かで包んで砕くと良いと思います。
大きな炭だったのが叩くと砕けて来ますが、水分がないから固いのではないかと思い、ある程度、砕いたので土に入れました。
その後、水分を幾らか吸うからなのでしょうか、少し砕きやすく感じます。
コンクリートの部分も黒くなってます。
土は気がついた時に天地返ししているので、その時に炭も更に砕いてみるつもりです。
棒状の炭は、火鉢用の炭で、家の中の換気扇の近くで火を付けるとブザーが鳴ってきます。
一酸化炭素が異常に増えた為だと思います。
それからは、匂いも気になるし、換気も必要だしという事で使ってない炭が余ってます。
そのまま置いておいて使うこともないので、庭の土壌改良に使ってみようと思い立ちました。
庭のお世話は土壌改良が一番のキモですね。竹はこういう古いのを使ってます。
改良することで植物が元気に育ってくれるのは、とても嬉しいです。
日がな一日、穴あけと竹を埋める事を行ってました。まだ数箇所残っているので次の雨の前にはやり終えたいです。
庭の土壌改良・DIY.52
穴掘りを終え、ふと見ると一週間前に植えたネギの花がチョコンと咲いてました。
気が付きませんでしたが、暖かい日だったので咲いてくれたのでしょう。とても可愛いです。
土壌改良は、植物が健全に育つために行う土の状態の管理、だという事を最近になって感じました。
それまでは自然がどうのこうのなど思っていても言葉に出なかった。
ですが、私自身が一体どういう風な庭にしたいのかを考えた時に答えが出ました。
なるべく自然に沿った改善をしたいという事。
そこからネットで検索して土中環境という本に出会えました。
考え方の尊さや感謝を感じたのです。
今までの遠回りを疎ましく思いましたが、それがあったからこそ出会えたのだと今は思えます。
ここ数週間で思いは変わりました。以前の書いた内容を見ると、何と横着な考え方をしていたのかがわかります。
表面さえ整えば良い的な感じでした。
そうではなく、深く掘って植物の根が張りやすい環境を作るという事。それさも気が付かず来てました。
庭で蟻や蜂、チョウチョが飛んでいるのを見ます。今まで蜂を見ては恐れ逃げてましたが、逃げる必要もないと感じるようになりました。
これは私とって、とても大きい変化なのです。
必要だから来てると思うようになれ、自分でも嬉しく思ってます。
土壌改良、まだまだこれからも行います。