大きさ自由自在・ダンボール温室の作り方

庭づくり・DIY

ダンボールの大きさや形は箱のまま作ると四角の形だけです。

でも自由に大きさを変えられるダンボール温室があったらと思い作りました。

箱のままの形を維持すると入れたくても入らない発泡スチロールがあり、どうしてもこれを入れたかったのが作ったキッカケになります。

毎年、この時期になると普通のダンボール温室を作ってますが、何故、ダンボールなのか?

一番の理由は身近にあるからです。

失敗しても何度も作り直せる所もおススメの理由です。

ダンボールの窓になる部分を切り取り、そこにポリ袋を張り付けると温室のできあがり。

室内温度と比べると10度~15度ほどの違いが出てきます。

温室効果を狙って育てた植物の成長は目を見張るものがあります。

こういう手間暇掛けて一体、何がどう良いんだ?そう思いますよね。

その理由はダンボール温室が夜間になっても10度以下にはならず一定の気温を保ち続けるからです。

ただ室内に置いておくと、日中は気温が上がっても夜には下がってしまいます。

ですがダンボール温室の中は夜になっても10度前後までしか下がりません。手を入れてみると、ほんわか温かいです。

日中、日が当たる場所に置き、その太陽の最大の効果を狙って温室効果を得るダンボール温室の作り方を記しておきます。

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材料は5つだけ

形を変えられるダンボール温室の出来上がり画像

ダンボール温室を作る材料は、ダンボール箱とポリ袋、カッターナイフ、テープ、定規です。

日差しを最大限に取りたいのでアルミシートがあったら余りのダンボールにでも貼り付けて反射光も得ます。

我が家ではアルミシートは普段からダンボールに張り付けていて、夏は窓からの西日対策に使い、冬は日光の反射が欲しい時には立てて使ってます。

ダンボールに張ったアルミシートの画像

温室作りのダンボールの箱を切っていきますが、枠になる端はあまり細くない方が強く出来上がります。
ダンボール温室を作る時、上から被せるのか底を切らずに立てて使うのか、好みがあると思います。

私は被せる方が便利だと思っているのですが、高さがあるダンボールの場合は水やりが不便に感じます。

今年は4つ、作ったのですが、最後に作ったのが今回、ご紹介の形が自由自在に変えられる温室です。

早く言うと、ぐにゃっとすれば四角にも円形にもなるものです。

ベランダに置きたい時、普通サイズのプランターなら十分に入ります。

切ってしまった原型を載せておきます。高さ55㎝ 横の長さ180㎝です。

自由に形ができるダンボール温室の画像

切り方はお好みがあると思いますが、今回の自由自在の形の温室はダンボール箱を上下切り、窓になる部分を切っていくだけになります。

こういう風にペタンコにして切るのも切りやすいですよ。

畳んだダンボールの画像

ここからは、数日前に作った温室の画像になりますが、ほとんど同じ作り方なのでご了承下さい。

窓枠のように切り取っていきます。

切り目を入れたダンボールの画像

箱のまま切ると切りにくそうですが、意外とあっさり切れてしまいます。

窓を開けたダンボールの画像

窓を開けた場所にポリ袋を貼っていきます。大体の所にセロテープを貼って行くと上手くいきます。

窓枠にビニールシートを貼る画像

断熱シートやアルミシートがある場合、ダンボールの中に貼っておいても良いと思ったので今回の画像では貼りました。

簡単に貼っておくと後々、取るときに楽です。

アルミシートを貼る画像

ある程度、気に入ったら四隅をテープで貼り付けます。

四隅をテーピングする画像

これで完成です。

今回、作り方をご紹介した物は既に使ってます。

ダンボール温室の中で植物を育てている画像

これはキッチンの横の部屋ですが二階には野菜類を育ててます。

2階で育てているダンボール温室の野菜の画像

画像を撮るのに避けましたが種も発芽を待っています。

発芽を待つダンボール温室内の画像

後日、ワッツで購入した温度計も入れました。

朝の温室の温度です。

ダンボール温室の朝の温度

午後3時ころの温度です。

ダンボール温室の午後3時頃の温度

夕方5時ころの温度です。

ダンボール温室の夕方5時頃の温度

10度も上がっているのには驚きましたが、このダンボール温室は上から被せるように作ってますが他のは違います。

こうやって時間を割いてモノを作ると育てる植物にも愛情が湧き、何が何でも育って欲しくなります。

ですが、ダメなモノは育たないですし、寒中に晒しても育つものは育つのですね。

ついでに今年、咲いた水仙の花です。

2月になったらもっと種を植えたいのでダンボール温室をあと1つは作る予定です。

自由自在のダンボール温室は2階におきます。上からポリ袋をかけるだけなので夜はその上から新聞紙で覆う予定にしています。

発泡スチロールを入れた自由自在に形ができるダンボール温室の画像

庭を花と木でいっぱいにしたい 1月13日

緑とピンクの色の混ざった花の画像

庭の土壌改良は少しずつ進み、半分ほど深さ30㎝ほど掘って落ち葉やもみ殻燻炭と竹炭を混ぜて入れてます。
まだまだ冬支度は続きます。

庭の土壌改良と冬支度

まだ次回、画像とともに記したいと思いますが、掘った土を取り置き、それを使ってミニトマトやきゅうりを育てようと土づくりも行ってます。

土作りは今が旬です。

牛ふん堆肥と苦土石灰ともみ殻燻炭を入れて混ぜ合わせ、熟成させます。

ブルーシートの上で混ぜ合わせますが、ブルーシートを伝わって床が濡れてくるので新聞紙を敷き、更に混ぜた土の上にも新聞紙を載せてブルーシートで包み置きしています。

他にも大型プランターに作っていますが、土はどれだけ作っていても足りなくなるので、これでもかって程に作るようにしています。

そういう時の保管場所として、キャンドゥで購入した300円のブルーシートが活躍してくれてます。

二畳分の大きさがあるので予備用にも購入しました。

下に必ず新聞紙を敷いてブルーシートで包めば保存ができます。

床や玄関横など雨がかからない場所に置くと良いです。

庭の枇杷の実が成長してきました。

今年は初めてねじり誘因したので心配でしたが幾つかは実が取れそうで安心しています。