コンクリートの中で育ったら、それが当たり前の風景で野山を駆け降りるなど無縁です。
山に登ったら空気を清々しく感じたり、耳を澄ませて鳥の声に感動します。
日常にないモノに出会った時の感動は全て自然の恵みそのものです。
日頃、当たり前と思って暮らしていると、自然の有難みも分かりません。
よくわかる土中環境の本を読み進めていく内に伝えたいだろう本当の意味が刺さってきます。
もっと深く、鋭く高い感性があれば本当の意味さえ理解できるのかもしれませんが私は愛だと感じました。
自分への愛→家族への愛→隣近所への愛→庭への愛→自然に対しての愛→地球への愛。
愛こそ命、愛があれば何とでもなる、そう言っているのではなく、いとおしく思う心があれば自然と向き合えるのだと思います。
どう向き合えば良いのか分からない時に出会うべく本です。そこから必ず世界が広がります。
よくわかる土中環境の内容は無駄がない
今の時代に生きていると、ムダな事などが馬鹿らしく、何でも積み重ねて出来上がる事を経験するより時短を選びます。
マイペースや、自己中なんて言葉もありますが、右へ習えの時代だと私は痛感しています。
何が大事って、仲間外れにならないことや抜きん出て目立たないことではないでしょうか。だから密かに頑張る方も多いです。
こういう時代にマッチしたよくわかる土中環境の本を読んでいると、無駄の無さを感じます。
土の中の環境云々、なんやねん、それ。という時代において若者の方がダントツに広い心を持っているので本のターゲットだと思われます。
今後、時代を背負う方達の方が理解しやすいのかもしれません。
そういう私は若者とは言えませんが本は棘のように心に刺さりました。
土中環境を理解しなくて庭が作れると思っていた私には衝撃そのものの内容です。
聞くところによると、建売住宅を買って樹木が植えられていても数年後には枯れてしまうのだそうです。
これは何故か?
土中環境を考えなかった故の結末です。
何度もこういう事を書いてますが、素人目には樹木がどうたらなんて分かりません。
ましてや家に重きをおくので木は二の次になってしまってます。
それでも若い世代が今後の地球を守っていく要と言えるので頑張って地球を守って欲しいです。
よくわかる土中環境を読んだ方なら通じる所が多いと思います。
雨が降り地面に染み込み、水が浄化されながら海へと流れつくために私たちが行いたい事が詳細に無駄なく書かれてます。
こういう環境を考えた本を読んだ事がない方は揃っておっしゃる事は同じです。
その雨水は当然の如く汚くて当たり前と。
汚いままの雨水を海に返そうと思ってなくても、それが当たり前で素人が何もできることはない。
これが一般的に共通する考え方です。
老若男女、自分には関係ないと思っている方が多いのです。
その雨水を少しでもキレイにして海に返すのが礼儀だと私は痛感したので土中環境の改善を始めてます。
体力勝負です。
自分自身が動いて少しでもキレイな水として海に返せたら嬉しい、その思いで庭の土中環境を守り始めました。
庭を花と木でいっぱいにしたい 11月8日
上記の画像は姉の庭です。先日から土壌改良を始めました。
我が家の庭のちび溝堀りは、3つ目の完成で落ち葉を敷き詰めてます。まだ続きは掘りますが姉の庭に手を付けているために、なかなかです。
我が家の庭は、そのままの状態でもう暫く置いておく予定です。
お休みの日は、公園や低い山に行き、落ち葉拾いにも励んでます。こういう時間を過ごすと何て幸せなんだと思います。
枝と落ち葉を冬の間に集めて、夏に向けて土壌改良の材料とします。
材料はもみ殻燻炭と竹炭と落ち葉です。
竹炭で庭の土壌改良に適した季節は秋から冬
ベルガモットの苗を掘り起こして移植したり、アジサイの苗も移植したので今のところ、やる事がありません。
枇杷の木は中心部を切り、左右の枝を捻り誘引というのを初めて行いましたが、枝のしなりが良くて、今ではレンガ1個で誘因成功です。
縦に高かった木が左右に両手を広げるような形になりました。
見た目はどうでも良いのですが、こういう風にすると日の当たりが良くなり、風通りも良いと書いてあったのを見たので真似してみました。
昨年は13房の実を付けてくれましたが、今年は倍程の実を付けてくれてます。
花も咲き始めました。
12月になったら詰まった実の剪定をしようと思います。
枇杷の花になる前に行う方法としてお勧めなのが、トップと一番下をもぎ取る事です。
その後、集まった実の中から花芽をもぎ取ります。一房に3粒ほど実を残すだけにすると大きな実になります。
もぎ取ったら3月ころまでそのままにしておき、その後、袋を被せます。
来年も美味しい実がなりますように。