比較的、古い庭に起きやすい水たまり。
雨水がたまり、流れないようになる状況は不安そのものです。
竹炭を土に使うのが良いと聞くけど、どうやって使うのか、どんな場合に必要なのか、一体、竹炭の効果は本当なのか?等々、説明したいと思います。
竹炭を使って数ヵ月ですが劇的に庭の水たまりが改善した様子の画像もあります。
どういう使い方で水たまりは改善するの?
そう思う方へ竹炭の効果、効能、使い方などを書いてます。
竹炭を庭にばら撒くだけでは水たまりは改善しませんが、対策の一つにはなります。
簡単にお伝えすると、竹炭は溝を掘った底に入れることで改善します。
簡単にできる水たまり対策は溝を掘るのみ
誰に伝えてもふんふんと頷くだけで、理解はできませんが、ここで書くことで多少なりとも水たまりの悪い庭を持っている方へ一人でできる対策を書かせていただきます。
私は女性なのですが、一人で水たまりの改善を行いました。これは偉くも何もなく自分しか出きる者がいないからです。
庭に溝を掘るとは、大きさを決めて(円形)庭の土の下=底まで掘り下げ、更に細かい穴をハサミで突き、籾殻燻炭(もみがらくんたん)と竹炭を入れます。
籾殻燻炭は細かい粒子状なので、竹炭より更に深く底に行くようです。
竹炭は籾殻燻炭より重さがあり、空気清浄と湿気取り、水の循環を良くしながら清らかな水に変えていきます。やがて海に戻る水がきれいになるという事に繋がります。
粒子が細かい籾殻燻炭だけでは補えない微生物の繁殖や土の団粒化促進、また保水性も高いので入れることで、通気性も良くなり、透水性も高まり、地温効果もあります。
言ってみれば、庭の水はけの場所に入れることで、湿り気が多い土が竹炭によって程良い湿度になります。
竹炭は、消耗品とは違い、生涯そのまま置いておけるものです。交換する物ではない事もお伝えしておきます。
何度も書いているので、ここで説明するよりも詳こちらに記載していますので読んでみて下さい。
ご紹介している方法は竹炭を使った方しか分からないかもしれませんが、自分で作る分、時間はかかり、その分、人手が要らないです。
材料費はかかります。無料で水たまりの改善は不可能に近いです。
水たまりの場所に穴を開けると、その土はジュワッとしていてかび臭いです。
どこに逃げようもない雨水のたまり場として長期間、何とか保っていた庭の土が徐々に変化し始めます。
それを防いでくれるのが竹炭だと思います。
竹炭だけではなく、籾殻燻炭、落ち葉など活用し土がもっとも喜ぶ状態にしてあげる事で水たまり対策になるのです。
庭なんてどうでも良くて、ただ水たまりだけ改善したい、そう思っていらっしゃる方も多いと思いますが、その水たまりが改善したら、きっと考え方が変わるのではないでしょうか。
素人が水たまりの改善を行うこと自体、大変な作業です。
ですが、それがいつしか上手くなり、水たまりの場所だけでなく空気の変化も感じられる庭を見るのが楽しくなると思います。
苦あれば楽ありです。
ジレッとした庭の様子が清々しさも感じる事になるので水たまりがある方が改善できる事を願います。
庭の環境と地球環境は切っても切り離すことができないのです。溝を掘ってから、その事に改めて気が付きました。
これまでは、雨水がただ単に上手く流れればいい、それだけでした。
流れずに水たまりになった事で、溝を掘ろうと思い実行に移しましたが、そのきっかけで大事な事を学べたと思ってます。
地球環境に対して良い状態で改善できたら嬉しいですね。
遠い将来でも庭の状態を保ち木々が生き生きと育っている環境を想像できるようになる事は嬉しい限りです。
水たまりだけを改善したいと思う方でも、これは自然に沿った方法であり、環境を考慮している事に繋がります。
私たちは知らない間に環境を壊してきたので、お返しに環境改善したいですね。
庭を花と木でいっぱいにしたい 5月20日
今日は小雨が降っていたので庭での作業は何もしていません。
ダイソーきゅうりを庭の端にポンと植えたのですが、発芽していました。やった~!
双葉は可愛くてこれから大きくなってきゅうりを採らせてもらいたいですがどうやったら収穫できるのか今から勉強です。
やがて来る梅雨。
50㎜降った後の降雨量はさほどないので庭の水たまりも、もちろんありません。
庭の中に掘った溝穴の見た目で分かりやすい場所があるので載せておきます。
中ほどに丸く乾いた状態のところがそれです。
もう一枚は庭の梅の木の辺りの穴です。
土が少し凹んできてて枝が飛び出してきました。ここが素人のなせる技?!
こちらの溝の方が小さく浅いので乾燥した土が分かりやすいです。
最初に掘った場所で下手ですが、状況を見ながら掘り起こし、やり直す予定にしています。
溝を何度も掘っていると、欲が出てきてもっと深く、深くと思ってしまいますが、最初は掘るだけでもしんどいので手抜きして浅く掘った溝もありますが、そういうのは失敗です。
やり直すなら最初からきちんと作ったらいい事なのに勝手なものだと思う自分です。
しんどい時は手抜きをしてしまいがちになるので、よしっ、やるぞと思ったときにやるのが一番だと思います。