何を育てても大きくならない、土が悪いと思って入れ替えたら育つけど、翌年にはまた同じことが起こってしまう。
その理由は土中環境が悪いからです。
我が家の庭がそうだったように、土中に雨水が浸み込まない、溢れるように流れ出す、土が固い。
これらは土が呼吸できずに苦しいと言ってるのだと思います。
解決方法として簡単なのは、深く掘ること。
面倒くさくいですよね。
深く掘る事で土の中に空に水脈ができ、空気も滞りなく流れるようになります。
我が家の庭で学んだ土の環境の大切さ、それを実際に体験した事をお伝えします。
温暖化だけじゃない土の環境をもっと知ろう
地球温暖化のせいで庭の状態が悪くなった、我が家の庭はそうなのだと思ってました。
年々、雨水がたまり、土が固くなり、水はけが悪い庭になっていて、環境のせいにしていたので気が楽でした。
これは、実際に土壌改良を行った者しか分からない事かもしれませんが、雨水がたまる原因は土の中にあるのです。
庭の土を底まで掘ってみたら分かると思いますが、我が家の庭で言うと、土の底にお天気の良い日でも水を入れたような状態になっていて、カビ臭かったです。
この流れの悪さは長年、土壌改良をしたつもりなのに表面しか掘ってなかった事が原因だと思います。
加えて、元々の庭の作り方にもあるでしょう。
瓦の塊が水の流れを遮り、土に戻らないガラスの破片やゴミが出てきました。
それらを取り去り、瓦のあった場所に竹炭を入れ、古い竹を入れ、枯れ葉を入れ、上から掘った土を被せました。
素人ですが、ここまでできたのは、「土中環境」の本のお陰です。
この本を読み、更に作者のブログや地球守のサイトを読んだから私にもできた事になります。
溝を掘る、この事だけでも何度も失敗しました。
こちらに詳しく書いてます。
庭の土壌改良で発見した土の下はコンクリート
それでも竹炭を庭に撒いただけの庭の様子に変化を感じ、溝だと効果がもっと出るはずと思わざるを得ませんでした。
昨日の雨で少し、水たまりができた場所を支柱で刺すと、すっと入り、そこへ竹炭を詰めておきました。
溝を作った上ではなかったので、土が重たかったのでしょう。
今日の状態の画像を載せておきますが、水たまりはできていません。雨が降っている最中の画像になります。
庭の真ん中です。
昨日、少し水たまりがあった場所です。
黒っぽく見えている所が支柱を刺した場所です。
この状態を見て、庭の環境が改善され始めたのを感じます。
どんなにお伝えしても分からないかもしれませんが、とてつもなく嬉しいです。
土を掘る、この動作一つで私は大きな事を教わった気がしています。
環境の為に庭の改善をしたいと思って始めた事ですが、環境が私に教えてくれたのだという思いが湧き出て、感謝したい気持ちになりました。
今後も、もっと庭を大事にしていきたいです。
庭を花と木でいっぱいにしたい 5月12日
何度もお伝えしているように、土壌改良は底まで掘って改良する事をおすすめします。
水たまりができない庭であっても、そうする事で土がもっと元気になるのだと感じています。
プランターや鉢で花を育ていている方々は、毎年、土を入れ替えたり、土を再生する為に、ふるいにかけますね。
それもとても大変な事です。庭の土も同じで、底から空気を入れ替えるような気持で行うと良いと思います。
水たまりの改善方法として、自然に沿ったやり方なので、来年もまた同じ場所をしなければならない訳ではありません。
違う場所、土の固い部分や雨水の浸み込まない場所を改善して行く予定です。
土を触っていると、この季節は暑いですが、色んな花が咲き始める時期です。